渡嘉敷小中学校の皆さん、保護者の皆様、地域の皆様、本日より校長として着任いたしました「校長 西原琢哉」でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
はじめに、豊かな自然に囲まれたこの渡嘉敷の地にご縁をいただき、6年ぶりに戻ったことを心よりうれしく思っております。ここは慶良間諸島国立公園に位置し、透き通る海に広がる美しいサンゴ礁、そしてウミガメや季節になると回遊してくるクジラの姿など、世界に誇る自然環境に恵まれています。また、島の象徴ともいえる北山のたたずまいは、子どもたちの成長を静かに見守る存在のように感じられます。このようなかけがえのない環境の中で学ぶ子どもたちは、まさに「渡嘉敷島の宝」であり、未来そのものです。
本校は小中併置校としての強みを生かし、幼稚園も含めた10年間を見通した一貫した教育を行うことができます。私は、子どもたち一人一人が自分の良さに気づき、仲間と協働しながら、自ら考え行動できる力を育てていきたいと考えております。また、渡嘉敷島には、人と人との温かなつながり、伝統や文化を大切にする心が息づいています。学校は、家庭・地域とともに歩む存在です。これまで築かれてきた信頼関係を大切にしながら、保護者や地域の皆様と力を合わせ、子どもたちの健やかな成長を支えてまいります。
変化の激しい時代ではありますが、どのような時代においても大切なのは「学び続ける力」と「人を思いやる心」です。自然の中での体験や地域との関わりを通して、「たくましさ」と「優しさ」を兼ね備えた子どもたちを育てていくことが、私たち教職員の使命であると考えています。
渡嘉敷小中学校、とかしき幼稚園の新たな一歩を、皆様とともに築いていけることを楽しみにしております。どうぞご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げ、着任のあいさつといたします。
令和8年4月1日
渡嘉敷村立渡嘉敷小中学校
校長 西原琢哉